隣り同士の国なのに・・・4
数百もの点在している島を一つの国としている場合、単純な地理的な線引きによって、時間が24時間狂ってしまったら、国を治める側はやっかいなことになりやすい。
このような処置がとられているのも致し方ないことでしょう。
その結果、至近距離にあるトンガと西サモアの間に、1日の時差が生まれてしまったのです。
地図で日付変更線をたどっていくと、トンガ王国は日付変更線のすぐ西側、反対に西サモアはすぐ東側に位置していることがわかる。
こうして、地理学上、地球でいちばん早く朝を迎える国がトンガ王国で、いちばん遅い朝を迎えるのが西サモアという奇妙な現象が生じるのです。
時差のない国に暮らすわれわれ日本人の常識からすると、なかなか実感しにくい"時のマジック"です。